そう仁に言われて、初めて仁の顔をしっかりと見ることが出来た。
悲しくて辛そうな目をして、あたしの目をしっかりと見てる。
「莉奈が、俺のせいでどれだけ傷ついて、どれだけ辛い思いをさせたのか、潤也から全部聞いた。潤也が知らない所でもっと苦しんでたのかもしれない。本当にごめん。」
待って…これはどういう状況なの?
どうして仁が、今あたしに謝っていて、こんなことを言ってるのか…全然分からない。
「今さら迎えに来た、なんて遅いのは分かってる。莉奈がもう俺のことを忘れて、前に進んでるのも聞いてる。」
なんでそんなに泣きそうになりながら仁が話してるのか、ほんとに意味が分からない。

