木下さんこと、木下咲里‐キノシタ エミリさんはクラスの学級委員長で真面目で芸能人なんかに一切興味ないです。と言った感じの優等生な子。
そんな木下さんがあたしに話し掛けてくるなんて思ってもなかったからびっくりした。
「…ど、どうしたの??」
あたしも、あたしの周りにいる栞達でさえもびっくりしている。
「長谷川くんという人が一ノ瀬さんを呼んでるから…。廊下で待ってるって。」
「……え、…」
「…木下さんっ!あ、ありがとう!」
あたしが木下さんの言葉に戸惑ってたら、栞が木下さんにお礼を言ってその場から帰してくれた。