教室まで迎えに来るなら送って行ってくれたっていいのに…
屋上に来たら絶対と言っていいほど、あたしよりも先に屋上から出て行ってしまう。
本当に送って行ってくれたらいいのにー。
そんなこと考えながら屋上からとぼどぼと出て、教室まで帰っていく。
でも…
〝 ほら日曜日の記念日の時にどっか出掛けてやるからさ。 〟
この言葉を思い出すだけで頬が緩んでくる。
何の服着て行こ…
さっきまで颯斗に対して怒ってたっていうのにもう今は日曜日に着る服まで考えてしまってる。
颯斗の私服どんなのなんだろ…?
…てか。
〝 えっとじゃあ、日曜の10時に莉奈ん家に迎え行くから。 〟
って、あたしの家分かるの…?
まぁ…楽しみだし!いっか。

