国民的アイドルと恋しちゃいました。


栞と紗羽が少しアイコンタクトをして、紗羽が頷いたように見えた。



「栞、さっきトイレに行かなかったっけ?」

「あーうん。別にトイレに行きたかったわけじゃないの。」

「…え?」


そしてトイレの目の前にあるベンチに栞が座った。



「あのさ、莉奈は考え過ぎだよ。
この前のライブの時…莉奈が言ったじゃない?」


座った途端、真剣な顔になりあたしの目を見て語りかけてきた。