年下オオカミ。



「で? 久しぶりに帰ってきた幼なじみが
オオカミ王子だったと。」



次の日の放課後。

部活の準備をしながら、昨日のことを玲奈に話した。

それにしても、オオカミ王子ってなんなんだ…



「一年生から聞いたけど、俺様っぽくて甘い感じだから
オオカミ王子って言われてるんだって。
遠くから見えたけど、かなりかっこいいし。
絶対モテるよ、オオカミ王子。」




笑いながら私にどうするのー?
なんて聞いてくる。


「どうするも何もないよっ。 私は翼先輩が好きなんだから!
それに別に告白されたわけでもないし…。」



私はムスッとしながら言った。