年下オオカミ。



「じゃあ、早速チラシ配り頼むな。」


チラシを配り始めた途端、れいなはすでに
多くの一年生を集めだしていた。


やっぱり玲奈は目立つし、なにより親しみやすい。
だから人が集まってくるんだろうな。



それに比べて私はまだ一人も集められてなくて…


というか、全く知らない一年生に
声をかけられずにいた。



「もしかして有紗ちゃん、サッカー部のマネージャーなの?」



振り返ると、一年生であろう男の子が
近づいてきた。