年下オオカミ。



「大丈夫、大丈夫!
基本は私が練習見ながら教えるし。
先輩いいですよね?」


「すごく助かるよ!
サッカーの基本が分かれば十分だし、
主に雑用が仕事だからな。
でも、本当にいいのか?」


翼先輩は少し遠慮がちに、
私のほうをチラッと見ながら聞いてくる。
きっと私が無理だと言ったからだろう。


「だっ 大丈夫です! 頑張ります‼」


私はそんな先輩の姿を見たら、
もう断れなくて、あっさりとマネージャーになることに決まった。


ありがとう、と嬉しそうに先輩が笑うから
私は少し心配だけど精一杯頑張ろうと思ったんだ。