幼稚園の頃、家が近所だったことと、親同士が仲良くなったことで、私と晃は所謂“幼馴染”の枠に埋まった。
毎日のように遊んだ小学校時代、男子と女子の間に壁ができて、自然と距離を置いた中学校時代、そしてなんの因果か2人とも同じ高校に入学した。
同じ学校に進学すると知った時に私の中に大きな衝撃が走った。そしてある感情がじわじと心を蝕んでいった、それは恋心だった。
好きなところはどこ、と誰かに聞かれたらきっと、一言“顔”とだけ言ってしまうだろう。
だって一つ一つ挙げていったらこんなにも想っている自分がすごく恥ずかしい存在に思えてしまいそうで。
好きだ、と思っている私と、それが恥ずかしい、と思ってしまう私がいた。
しかし、間抜けにもそんな風に思えていたのも高校1年の頃までだった。
秋頃、晃に彼女が出来たのだ。それを知ったとき、私の心は砕けてしまった。
砕けて、砕けて、形を失った心は慌てて元に戻すための接着剤を求めた。
それがちょうど、私のことを気になっているという隣のクラスの男の子だった。
私は晃のことをすっかり忘れたように、彼と恋をした。デートに行き、日が変わるまでラインで話し込み、時々喧嘩をし、そしてセックスをした。
2ヶ月くらい経ってから、別れを切り出されたので、縋ることもなく受け入れた私は次の男を探した。砕けた心がまだ綺麗な形に戻っていなかったからだ。
そうして何回も出会いと別れを繰り返し、私の心は少しずつ元の形を取り戻していったかのように思えた。
2年生になって生徒会に入ったのは間違いだった。まさか晃も生徒会に入ったとは思いもしなかったからだ。
晃の彼女の影に怯えながら、私は男を次々に引っ掛けていった。
毎日のように遊んだ小学校時代、男子と女子の間に壁ができて、自然と距離を置いた中学校時代、そしてなんの因果か2人とも同じ高校に入学した。
同じ学校に進学すると知った時に私の中に大きな衝撃が走った。そしてある感情がじわじと心を蝕んでいった、それは恋心だった。
好きなところはどこ、と誰かに聞かれたらきっと、一言“顔”とだけ言ってしまうだろう。
だって一つ一つ挙げていったらこんなにも想っている自分がすごく恥ずかしい存在に思えてしまいそうで。
好きだ、と思っている私と、それが恥ずかしい、と思ってしまう私がいた。
しかし、間抜けにもそんな風に思えていたのも高校1年の頃までだった。
秋頃、晃に彼女が出来たのだ。それを知ったとき、私の心は砕けてしまった。
砕けて、砕けて、形を失った心は慌てて元に戻すための接着剤を求めた。
それがちょうど、私のことを気になっているという隣のクラスの男の子だった。
私は晃のことをすっかり忘れたように、彼と恋をした。デートに行き、日が変わるまでラインで話し込み、時々喧嘩をし、そしてセックスをした。
2ヶ月くらい経ってから、別れを切り出されたので、縋ることもなく受け入れた私は次の男を探した。砕けた心がまだ綺麗な形に戻っていなかったからだ。
そうして何回も出会いと別れを繰り返し、私の心は少しずつ元の形を取り戻していったかのように思えた。
2年生になって生徒会に入ったのは間違いだった。まさか晃も生徒会に入ったとは思いもしなかったからだ。
晃の彼女の影に怯えながら、私は男を次々に引っ掛けていった。

