カーディガンを羽織って、財布を持って家を出た。





近くの自動販売機にゆっくりと歩いていく。





夜に歩くのは少しだけ怖いけど、気分が落ち着いていく。


それに行く途中に見える、たくさんのバイクのライトが綺麗でずっと見たくなる。






自動販売機で水を買うと、もときた道を戻ろうとした。


目の前には二人の男が立っていて、こっちを見ていた。





じっとこっちを見ていて、ニヤリと笑っている。



悪寒が走る。

なんとなく嫌な感じがして、進行方向を変えて急ぎ足で逃げる