「ねえねえ陸くん、これ教えて。」 陸くんは頭が良い。 勉強は必要ないかなって思ってんだけど陸くんが教えてくれるっていうから。 「これはな、こうしてこおすんの。」 「あ、あ、あ!わかった!」 教えんのも超うまいし、優しいし。 「ゴボゴホゴホッ。」 「寒いからもうベット入れ、な?」 陸くんは私の頭をぽんぽんとした。 「うん。」 季節はもう冬。 大志に別れを告げてもう1年。