「大志と別れたんでしょ?」 拓海くんを置いて、病室の外でおばさんと話をすることになった。 「……はい。」 「あの子別れたとか一言も言わないけどさ、態度が全然違うんだよね。学校あんま行かないし、ずっとイライラしてるし。」 ちょっと想像できるかも。 でもそうさせてしまったのは私なんだよね。 「別れた理由聞いてもいい?」 「嫌いになったんです。ただそれだけです。」 ここは嘘を貫き通そうと思ってた。