結局私は全ての授業が終わるまで保健室にいた。
「失礼します。」
「あ、佳奈。」
私と梨花ちゃんしかいない保健室に佳奈が入ってきたと同時に梨花ちゃんは部屋を出ていった。
「話してくれるんだよね?」
「……うん。」
もちろん病気のことは言わない。
「え、別れたの?」
「うん、ちょっと色々あって別れた。」
色々あって、それを佳奈は問い詰めようとはしなかった。
「話したくないことは話さなくていいよ。話したくなったら話して。」
「うん、ありがとう。」
佳奈は私にはもったいないくらいの大切な友達。
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