「ズズズッ……はぁ………。」 1週間が経ってしまった。でも私はまだ大志に別れを告げられてない。 屋上で1人、大志との思い出の曲を聞くと涙が止まらなくなってしまった。 なめていた甘いいちご味のキャンディは涙で味が変わっていく。 ……しょっぱいや。 「大場さん?」 後ろから声がして涙でぐちょぐちょの顔のまま振り返った。 「なんでそんな泣いてんの?」 同じクラスの薮内くんだった。 高校一年生の秋、まだ大志に出会ってない時告白されたことがある。 その時は恋愛には興味ないって言って断った。