___んんん!!
長い長い死んじゃうよ。
「長いし、みんな見てるし!」
「は?みんな見てるからなんなんだよ。」
なんなんだよって言われても困る。
「もおいい。行こっ。」
その時急に胸が苦しくなって咳がではじめた。
「ゴホゴホッ…ゴホッ…ゴホゴホ……」
「瑠華、ほらゆっくり吸え。」
大志は慣れた手つきで私に吸入器を渡し吸わせてくれる。
「ふぅ……もう大丈夫。ありがとう。」
「走るから悪いんだろ、マジ焦るからな。」
「焦ってんだ、なかなか冷静だったけど」
「うっせー。一応保健室行くからな。」
「はーい。」
なんか大志お父さんみたい。

