「手術が終わったら、俺と結婚してくれない?」




大志らしい不器用なプロポーズ。





「俺絶対英語教師なって、お前と暮らせるようになるから、お前にふさわしい人になるから。俺と結婚してください。」





嬉しくってだんだん涙が溢れてきた。




「待っててくれるの?」





「待ってる、どれだけかかったとしてもずっと待ってる。来年だけじゃなくさその次もずっと一緒に雪まつり行こ。」




もう答えは決まってる。





「じゃあ待っててください。」





私は笑った。





大志も笑った。