「瑠華、久しぶり。」
「………佳奈。」
目の前に現れた佳奈に驚いて私は言葉が出なくなった。
「誰が誰に会う資格がないって?」
佳奈はそう言ってさっきまで大志が座ってた椅子にすわった。
「こんな手紙ひとつでお別れなんて酷いじゃん。」
「………ごめん。」
ごめん、それしか言えない。
「何回メールしても返信来なし、家には誰もいないし。しまいには学校で転校したって聞かされるし。」
春休みが終わる頃、佳奈からのメールはすごい量になっていた。
笑顔だった佳奈の顔がくしゃっとした泣きそうな顔になった。
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