「瑠華ちゃん、瑠華ちゃん。」
誰かの声で目覚めた時、私を少しの頭痛ととんでもない息苦しさが襲った。
そして自分のパジャマがびちょびちょな事に気がついた。
「大和先生もう直ぐ来るからね。」
………先生、もう帰ってきたんだ。
「瑠華、大丈夫か?ゆっくり深呼吸、それだけ意識しろ。」
やっぱり大和先生の声がいちばんほっとする。
私は先生に言われた通りゆっくり息する事だけを考えた。
最近体調崩す事が増えてる気がする。
……私の心臓、だんだん弱ってるんだろうな。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…