「あ、会いたい。陸くんに会いたい。」 「行くぞ」 先生が用意してくれた車椅子に乗って陸くんの病室に向かう。 なんで車椅子って聞いたら急に目眩きたら危ないからって言われた。 「入るぞ、いいか心の準備は。」 「うん、大丈夫。」 先生とともに病室に入るとそこにはいっぱい線でつながれた陸くんと陸くんのお母さん。 「瑠華ちゃん、体調良くなって良かったわ。陸もすごく心配してたのよ。」 ……陸くん。 陸くんのお母さんの目は真っ赤っかでずっと泣いてたのが目に見てわかる。