「陸くん、見て桜だよ。」 まだ肌寒い3月後半。 みんな、卒業おめでとう。 「陸くん、桜って綺麗だね。」 「あ、、あ。」 陸くんの体調はあれからもゆっくりと悪化していってる。 明日には別の部屋に移動することが決まってる。 「部屋離れても遊びに行ってもいい?」 「もち、ろん。」 どんなに辛くたって、お母さんにも私にも先生にも常に笑顔。 その笑顔に私は何度も救われた。 その笑顔があるから私は生きているって感じることができる。