高校1年生の雪のふる日、私は君に出会った。




教室でふてくされたように補修をする君が私には輝いて見えた。




「補修?」



いつの間にか名前も知らない君に私は話しかけてた。



「ああ。」



君は少し驚いたようだったね。




「教えてあげようか?」



その日から私の日課は君に勉強をおしえることになった。



「こんなんもわかんないの?」




「うっせーよ。」



毎日話をするようになって、私は君に恋をした。




君は私の初恋だった。