「墜玄さん、不正なんてしてませんよね?悪い噂、聞いちゃって。プレーボーイだとか、寄付金で豪遊してるだとか、危ない人達と繋がりがあるとか。」
口に出しても、潮には碣屠實のそんな姿は想像がつかなかった。
「墜玄さんに限ってそんなことあるわけないのに。ごめんなさい、墜玄の口から聞かないと安心出来なくて………。」
『………………。』
「墜玄さん?」
すぐに否定してくれると思っていたのに、黙ったままの碣屠實に不安になる。
『…………そんな声ださないの。安心して、潮ちゃんの言うようなことは全くないから。僕を信じて。』
「そうですよね!墜玄さんは私達の味方ですもんね。変なこと聞いてごめんなさい。」
『いや、大丈夫だよ。潮ちゃんは素直だからね。そんな噂に惑わされちゃ駄目だよ。』
「はーい、気を付けます。墜玄も噂気にしないで頑張ってくださいね、私応援してますから!」
『ありがとう。』
その後二三言話して、電話を切った。
やっぱり碣屠實に限ってそんなことあるわけなかった、と本人から聞いたことで潮はようやく安心出来たのだった。
口に出しても、潮には碣屠實のそんな姿は想像がつかなかった。
「墜玄さんに限ってそんなことあるわけないのに。ごめんなさい、墜玄の口から聞かないと安心出来なくて………。」
『………………。』
「墜玄さん?」
すぐに否定してくれると思っていたのに、黙ったままの碣屠實に不安になる。
『…………そんな声ださないの。安心して、潮ちゃんの言うようなことは全くないから。僕を信じて。』
「そうですよね!墜玄さんは私達の味方ですもんね。変なこと聞いてごめんなさい。」
『いや、大丈夫だよ。潮ちゃんは素直だからね。そんな噂に惑わされちゃ駄目だよ。』
「はーい、気を付けます。墜玄も噂気にしないで頑張ってくださいね、私応援してますから!」
『ありがとう。』
その後二三言話して、電話を切った。
やっぱり碣屠實に限ってそんなことあるわけなかった、と本人から聞いたことで潮はようやく安心出来たのだった。



