嘘と真実の世界



ハァ…昨日は楽しかったです

何があったかは
またの機会に話しますね

気になります?

まぁ気になりますよねぇ~

ですが今はそんな時間ないのです

理由ですか?

そうですね

強いて言えば……これです

「盛川さんあなたどうして
あのお二人とお話していたの?」

話すぐらい
誰だってするじゃないですか

「そうよちょっと可愛いからって」

「いい気になるんじゃないわよ」

おぉ~…仲良いですねこの二人

羨ましいです

そんな友達が欲しかった
by盛川

嘘です(笑)冗談です

「ちょっとは話しなさいよ」

だってめんどくさいです

うざいです 迷惑です

はやく座りたいです

イラついてるんです

ムカついてるんです

喋る気力もないんです

寝たいんです 眠たいんです

なんて言えないですよ

というか何話したらいいんですか?

あの二人とは
もう話しませんって言ったら
必要最低限の事まで話せなく
なるじゃないですか

いい気になんてなってないって
言ったらキレるじゃないですか

それならいっそのこと

「授業がそろそろ始まると思う
だから教室に戻る……じゃ」

きっと彼女達の事です
逃げるの?とでも言うのでしょう

「待ちなさいよ!」

……違ったようです

なんか虚しいです

間違っただけなのに

なんとか席に着けました

キーンコーンカーンコーン

なんとか間に合って良かったです
さて寝ましょう

「盛川…新しい転入生がいるんだ
自己紹介するから起きろ」

……手をヒラヒラさせたら
起きてると分かるでしょう

「ノ"」

「……ハァ(ー_ー;)」

「ノ"」

「入れ」

「ノ"」

「(┬_┬)ジー」

「ノ"」

「……」

「ノ"」

「(T_T)ジー」

「ノ"」

「……自己紹介しろ」

「ノ"」

「はい……」

「ノ"」

「(T.T)ジー」

「ノ"」

「えっと…柳沼 大翔
よろし…く(・_・)ジー」

「ノ"」

「(¬ー¬ )ジー」

「ノ"」

「お前の席はノ"してる奴の隣だ」

「ノ"」

「あ…はい」

「ノ"」

「(◎ー◎)ジー」

「ノ"…ノ…(´O`)フワァー(´ー`)ムニャムニャ…zZZ」

「盛川!(`Δ´)」

「……Σ(゜Д゜)……ノ"ノ""ノ""""ノ""」

「(*´∀`)ハハハハ」

「盛川!
放課後生徒指導室に来い(`□´)」

「何で!?Σ(´□`;)」

「( ^∀^)ハハハハ」