「こっち」

やっと着きました

ここはバーです

「いらっしゃいま……」

「三名 いつもの席」

「………(゜ロ゜ノ)ノ」

「無視しないで」

「(゜ロ゜ノ)ノ」

「………勝手に座るから」

「Σ(T▽T;)
盛ちゃーん 来てくれたんだ!
会えて良かった~」

「うるさい
今から大事な話するから
抱きつかないで」

「うるさいです…よ………
盛ちゃん!…皆!盛ちゃんが来た!」

ドタドタドタドタドタ

「ほら 騒ぐから」

「盛ちゃーん」

「うるさい……勝手に部屋に
入って来ないでね
もし入ったら………(黒笑
じゃ もう行くから」

「待っ待って その続きは?」

「…(´∀`)…二人とも行くよ」

「怖いその間が怖い
その謎の笑顔が怖い」

「帰るときは言ってくれるか?」

「盛ちゃん一人だと不安だしさ」

「盛ちゃんがすっごく心配なんだ」

「だから送り迎えしたいんだ」

「帰るときはちゃんと言いに来てね」

「盛ちゃんたまに危なっかしいから」

「皆過保護過ぎだから」

「当たり前だよ 盛ちゃんに
何かあったらって思うだけで
心臓が止まりそう」

「いっそのこと本当に
心臓止まったら?」

「盛ちゃん
俺のガラスの心は傷ついた
だから慰めて?」

「死ね」

「あいつの事はほっとけ盛」

「あんたは川をつけて
盛川って言ってくれる?」

「別にいいじゃーん
何で盛ちゃんは良いのに
盛はダメなの?」

「盛って言われたら
川をいい忘れたみたいで
なんか嫌」

「えっ なにそれもっと
他にあると思ったのに」

「他にって?」

「ほら~ 例えば~
元彼が盛って呼んでて
その元彼がいまだに
忘れられないから
呼ばないで とか」

「元彼が浮気相手の事モリって
呼んでたとか」

「全部元彼なんだ」

「………元彼の名前がモリとか?」

「あっそれは無視……」

「そんな感じの事が
あるのかなぁ?って」

「それも無視」

「思ったんだよね」

「もういい 早く行くよ」