高校生活にやっと慣れて落ち着いてきた。

授業は退屈で眠気と戦う日々。

平和ボケしそうな暖かい日差しに
うとうとしてた。


「おい、寝てんじゃねぇよ」


後ろから後頭部に消しゴムが飛んできた。

振り向くとケラケラ笑いながら

満面の笑みで笑う私の嫌いな奴がいた。