1つの羽




直ぐに家を出て、
走り始める。


「雪の日なんて走りたくなかったな。」


そんなことを思っていると
ふと、目についた。



真っ白な

“羽”


雪に負けないぐらい真っ白。

ここら辺には白鳥なんていないし
白い羽をした鳥なんていない。



「あなたも私と同じなんだね。」


拾い上げた真っ白な羽は
なぜか暖かかった。



『これは私にとって大切なもの。』



本能で感じた。




その後、急いでランニングを終え、
家に帰った。