「だから、沙良。」 沙良………。 いつぶりだろう。 下の名前を呼ばれたの。 「はい、これ」 陽翔が白い物体をこちらに投げる。 「わわっ」 私は慌ててそれをキャッチ……って 「硬球じゃん! 突き指したらどうすんのよ!」