あたしはゆっくりと角を曲がった。 そこには…… 眠っている男の人がいた……― 私は、さっきまでの恐怖も忘れて その男の人を見ていた。 いや、見とれていた… この人の周りだけ空気が違う気がした。 私は時間が止まったかのように 男の人を見ていた… しばらく見ているとパチッと男の人の目が開いた… 私は我に返ってその場から逃げようとした。