「……おい!聞いてんのか!?コーヒー早く買ってこい!!」





あたしが思い出に浸っていると、斜め上からドスの効いた声が降ってきた。


わっ忘れてた……


目線を声の聞こえた方に向けるとやはりそこには樫原昂が怒りのオーラをだして腕を組んで立っていた…




これ以上怒らしたら怖いなんてもんじゃ済まされないっ!



あたしは渋々教室から購買へ向かった。