「え?」 「舞川さん、ここじゃなくてこっち。」 笑いながら私が座ってる席の隣を指さす宮下くん。 私は34番。座席の番号を確認したら、14番の席だった!! 「わぁ、、ごめんなさいっっ!」 慌てて立ったら、鞄の中身が床に散らばって。 「わぁぁあ!」 大声を上げて、すぐに拾い集める。 もう、最悪!!入学初日にこんな失態をさらすなんてー! 宮下くんは大爆笑。でも、ノート2冊と電子辞書を拾ってくれた。