「……新入社員なのに上司に反抗するとは、生意気だな」
三澤さんは僕の口元から指を離してすっと立ち上がり、そのまま僕の隣の椅子に腰かけた。
今まで机を挟んで話していた分、今の距離が非常に近く感じてしまう。
どうしていいのか分からなくて、僕は彼に顔を向けることが出来ない。
「こっちを向きなさい」
三澤さんは、チョコのついていない手で僕の頬を包みこんだ。
彼の手によって、僕の顔は彼に向き合う形となった。
切れ長でとても美しい瞳は艶やかで、真っ直ぐに僕を見つめている。
いつもとは違う胸の高鳴りが僕の体を支配していく。
「お前が食べれないなら、俺が食べさせてやるよ」
三澤さんは、チョコのついた指で僕の唇をなぞる。
そしてそれが終わると、三澤さんはゆっくりと僕に近づいて……
三澤さんは僕の口元から指を離してすっと立ち上がり、そのまま僕の隣の椅子に腰かけた。
今まで机を挟んで話していた分、今の距離が非常に近く感じてしまう。
どうしていいのか分からなくて、僕は彼に顔を向けることが出来ない。
「こっちを向きなさい」
三澤さんは、チョコのついていない手で僕の頬を包みこんだ。
彼の手によって、僕の顔は彼に向き合う形となった。
切れ長でとても美しい瞳は艶やかで、真っ直ぐに僕を見つめている。
いつもとは違う胸の高鳴りが僕の体を支配していく。
「お前が食べれないなら、俺が食べさせてやるよ」
三澤さんは、チョコのついた指で僕の唇をなぞる。
そしてそれが終わると、三澤さんはゆっくりと僕に近づいて……


