sleeping beauty

「・・・わかったよ」


意味の解らなかったがとりあえず出すとそれを父親はじぃーと眺めた。




「お前、こんな履歴書出してたのか?」

「あぁ」


「それは落ちるな」


「はぁ!?」



父親は申し訳なさそうにすまんなと言った。



「今、父さんは会社の面接官をしてるんだ」


「え?」



「お前にしてきたことの償いになるとは思わない、

けれどせめて父親として力にならせてくれ
頼む」




その目は弱々しいものではなく強い父親としての目だった。




「っ!勝手にしろよ!」



父さんはクスッと笑い隣の椅子に腰掛け


それから

就活指導が始まった。