sleeping beauty

「その様子じゃろくな仕事もしていないんだろ?」



玲衣のおとうさんの言葉は的確だった。



「玲衣、今すぐそいつと別れなさい」



「嫌です‼」





玲衣は強めの口調で父親を睨んだ。





その瞬間だった。



『バチン‼』




鈍い音が部屋に響きわたる。





玲衣の頬は真っ赤だった。




呆然としている俺に玲衣のおとうさんは当たり前の様にして、





「君といると玲衣はこんな目に会うんだよ?わかるかい?」



突きつけられたのは酷い現実だった。





けれど・・・・・




隣で涙目になりながらも必死で耐えている少女を見て俺は息を整えた。





(俺が玲衣を守らなきゃ・・・!!)



「あのっ!」




「1年だけ猶予を下さい‼」