sleeping beauty

【洋賢side】


「もしもし?玲衣?」

「あ!もしもし?洋賢さん?」


玲衣というのは新しく知った彼女の名前



``白田 玲衣´´



それが本名だった。





電話をするときはお互い本名なのが暗黙の了解だったため、俺も玲衣もそうしている。




「それでですね‼その店のスイーツが絶品で!」




「玲衣?」


俺は申し訳なく想いながらも玲衣の言葉を遮った。




「その、俺に会いたいとか思ったりしないのか?


そういうの女の子ってよく言うイメージだったから・・・」



俺がもし女なら得たいの知れない男と付き合って電話するくらいなら


きちんと会ってどういう人か見極めていると思うし・・・




「・・・・・会いたいです」