sleeping beauty

『ガタン!』


「きゃっ!」



本棚にぶつかり思いきり小指を強打した。





「いったぁ~?!何すんだ!本棚め!」



ぶっちゃけ本棚に何も責任何て無いのだが


イライラしている私は本棚を思いきり蹴る。



『ゴツン』


「ぎゃー‼」



今度は頭上から1冊の本が・・・!



立て掛けてあったのが倒れたらしい。




「いたた・・・・ついてないな~
ん?これって・・・・」


頭をさすり本を拾い上げると、本はとても高級そうな細工が入っていて金色の文字で




『diary』と、書いてあった。




(お父さんの日記?)




高級そうな物とはいえ見るからにそうとうまえの日記だろう。






(若い頃の日記・・・・・・若い頃の黒歴史!!
そうだよ‼日記と言えば黒歴史だよ‼)



日記といえば黒歴史の宝庫じゃないか‼




そう思うのは私自身も小学校時代にタブレット端末で描いた宿題の絵日記のデータをこの前発見。
散々恥ずかしい過去を思い出し顔を茹でタコにさせてしまったからである。





「さーてー‼オープン‼」



勢いよく開くと最初のページは自分で日記のタイトルを付けれるスペースのみで


そこにお父さんの字で



『sleepingbeauty』

と書かれていた。




(スリーピンクビューティー?って確か・・・)



「眠り姫?」



そうだ。眠り姫の英訳がsleepingbeautyだった気がする。




「てかさ、タイトルカッコつけて英語にしちゃてる時点でアウトじゃない?」



私は今の父から考えられないほどカッコつけたタイトルに鼻で笑ってしまった。




しかし、私は知らなかった。





このタイトルに込められた意味を・・・・・




私は次のページを開いた。