sleeping beauty

『ったく、お前ってホントなに考えてるかんかんねーよ』


その言葉を打った途端、零の中の心の器が割れた気がした。


それはもう派手に


『それは・・・・ルイさんも一緒じゃないんですか?』




『は?』


『ルイさんって遠いですよね・・・私に壁を作ってある程度しか近づかせてくれない』




ズキッ・・・

確かに俺の心が一瞬傷んだ、けれど




俺はそれの痛みを知らないフリをする。



『リアルじゃあるまいし、さらけ出す方が不自然じゃないのか?

それとも俺にお友だちごっこして欲しいワケ?』



『違う!?』




零にしては珍しい荒い口調だ。





『私は・・・・貴方に信じて欲しいだけなの・・・』