sleeping beauty

【洋賢side】


『ねぇ、ルイさん?』


『ん?』



彼女にこの世界を教えはじめてしばらく経った。


その頃には


俺と零は何だかんだでコンビの様な存在になっていた、



そんなある日零は俺の一番触れられたくない部分を触れるように言葉を発する。




『ルイさんって何か少し遠いですよね?』




・・・またコイツは意味のわからん事を



『はぁ?俺は今、すぐ側にいるけど?つか、ネットなんだし遠くて当然じゃん』


『うーん・・・何か一線を引いた感じがするんですよねー』




一線か・・・・


『あのなー、俺みたいなコミュ障・・・・口下手な奴が全てをさらけ出すわけないじゃん』



嘘だ、本当は自分だって分かってるんだ、




零に最初に会ったときの



〃他人との違いに溺れてる〃


の意味も



〃一線を引く〃の意味も




どうして俺がこうなったか、も