ピピピピピピ...


「んーー。。」

「ゆず季ー!起きなさーい!」

階段の下から呼ぶ
お母さんの声で目が覚めた。


「んーー。ふぁーーーあ」


大きなあくびをして
ベットから起き上がる。

「まだ、7時半じゃん!
ん?7時半...」

頭が真っ白になる(;`・ω・´)

「きょ、今日入学式だーっ!!」

ハンガーに掛けてあった
新しい制服に袖を通し
急いで階段を下りる

「お母さんなんで早く起こして
くれなかったのー(`‐ω‐´)」

と、怒り気味に言ってみる。

お母さんからは
思った通りの言葉が返ってきた。

「起きないゆず季が悪いでしょ!」


そりゃ、ごもっともです。笑

「ゆず季、時間は大丈夫なの?
もー50分近いけど」

再び頭が真っ白になる。笑


「あーー行ってきまーーす!」


バタバタしながら
家を大急ぎで出た。