きりおくんの体育大会だ。



小津高校なんて、あたしには無縁だったから
なおき先輩を無理やり連れてった。




今日も、すごく暑い…


帽子をかぶって、ロングワンピースをきて
最低限の日焼け防止はして行った。


きりおくんを探してると、後ろから頭を叩かれた。


「おはよ〰」


「おはよ〰。今日は頑張って。。」



なおき先輩がムスッとした顔で、


「俺いますけど〰。
お二人さん」



「なおきさんもおはよぉございます。。
ゆっくり見ていってくださいね。」


と、きりおくんは言って、自分のテント戻ってった。


やばぃ。めっちゃカッコいい。



小津高校のグランドを歩いてると、
中学が一緒のくるみさんと言う先輩に会った。



「くるみ先輩おはよぉございます。
今日は頑張ってください。」


「あっ。すみれちゃん。
今日は最後までみてよ。
面白いサプライズが用意されちゅうかもよ。 」



「当たり前ですよ。
最後まで見ますよ。」


「じゃぁね」


と言い残してくるみさんは、どっかへ行ってしまった。




サプライズについては触れなかった。



「なおき先輩、サプライズってなんでしょね??」



「さぁ??
まぁ、楽しみにしちょけば。」