それから少し喘息が出たものの、ほぼ数値は安定し、二日後には一般病棟、そして三日後には退院できた。


そして、前よりも薬が増えた。


お昼にも飲まないといけない。


いつかバレると分かってても、誰にも言えない...。


病院を出ると、9時を回っていたけど、今日は休むことにした。


「ケホッケホッ...ゲホッケホッケホッ」


お母さんもお父さんもそのまま仕事に行って、家に帰るのはもちろん一人。


咳が...止まらない...


「ち...ぃ?」


「ひーたん...なんでッゲホッゲホッ!.....いるの?ッゲホ」


「お前っ大丈夫かっ?」


私を抱き寄せて、そうつぶやいた。


「なぁちい...嘘じゃないから聞いてくれ...」


「ん...ケホッケホッ何っ?」


「お前を...ずっと守ってやりたい。幼馴染みの関係やめよ?」


「えっ...ゲホッゲホッゲホッ‥‥」


どうゆうこと‥‥


「こい‥‥なら‥か‥?」