「あ、薬あるらしいです」


「あ、ありがと!えっと、君時間ある?」


「はい、大丈夫です」


「一旦外で待っててもらっていい?」


「分かりました。」


そう言って、先生はブラウスを緩くした。


まだ痛む胸...圧迫されてる...


「口開けて?薬飲もうか...」


と、薬を飲んだ。


ジュワーッと広がってく...


「もうちょっとしたらマシになるから、ゆっくりしてて...」


布団をかけてもらい、目をつぶった。


「先生ー!絆創膏くださーい!」


聞き覚えのある声がした。


「なんで小柳くんいるの?」


「紺野さんの付き添い」