「ハァッハァッハァッハァッハァッハァッ...」


すると、ポッチャリした先生が入ってきた。


酸素マスクを付けてくれた。


「ちはやちゃーん、聴診するねー」


胸が気持ち悪い。


「まだ苦しい?」


コクリと頷くと、ちょっと上げるねと言って、酸素濃度をあげてもらった。


「難しいかもしれないけど、深呼吸してみてくれる...?」


苦しさと気持ち悪さのあまり、体が勝手に暴れる。


先生は必死に押さえ付ける。