Promise with you

「ゲホッゲホゲホッ…」


「ちぃどうしたの?風邪?」


「ううん、何も無いよ」


さっきからやたらとだるい。


そっか、ひーたんは知らないもんね、私が喘息だってこと。


あとは先生の話を聞けさえすれば今日は帰れる。


知恵熱なのかな?


そう信じる。


「はーい、担任の小林諭です。」


そうして始まった先生の話。


それが予想以上に長かった


「長々と話してしまったが、以上!


なら、今から内科検診だから、廊下に並ぶように」