「夏海、急にどうしたの?貰えるってどうして分かるの?」
呆気にとられる真弥とさやか。
「でも…夏海の言ってることがもし本当なら、少し期待しつつ違うものを買おうかな?」
「さやかが本当に自分が欲しいもの買った方が絶対いいって!」
自分は何を根拠に、先走ってものを言ってしまうのだろうか。
相手の気持ちのことも良く考えず、そもそも言っていい事と、悪い事ぐらい分かっているはずなのに…
ジャージのポケットに手を入れてスタスタと歩く丸林は、3人の前を素通りして横切ろうとした際、丸林は不意にも3人の会話を少しばかり聞いてしまった。



