未来の1/fragment






「ねぇ、そのままでいいから…私の話を聞いてくれる?」



丸林はカーテンを左手で勢いよく開け、隣のベッドにちょこんと腰掛けている夏海と目が合い、話に耳を傾けた。



「私の秘密を教えてあげる。私は…『未来』が見えるの」



呆れて言葉も出ない丸林は、フッと鼻で笑った。



「急に何言い出すかと思えば、はぁ?未来⁇本気で言ってんのか?勉強のし過ぎで、頭がおかしくなったのか?」


「私の話を信じるか信じないかは、あなた次第」



丸林は笑いながら視線を携帯の方へ移し、検索していた画像を夏海に見せた。



「じゃあ、俺も秘密を教えてやるよ‼︎」



ニヤリと笑う丸林は、普段の表情とは違う一面が垣間見えた。