神様は乗り越えられない試練は与えない。 自分に乗り超えられない壁はない。 人間にはそれぞれ定まった運命があるのだと、丸林は学んだ。人は若い頃足踏みをしたり、遠回りをするのだが、結局は自分の向かう道へと歩んでいくものだと。 担任の西岡、彼もまた悩める教師である。 彼が大人たちと子供たちの中間に立っている存在。 そのために、子供たちの問題が単に子供たちだけではなくみんなの問題であることに気付かせてくれる、貴重な存在だ。