丸林は、その足で学校から美容室へ直行し、鏡の前に座った丸林は背後に立つ美容師に一言告げた。
「カラーとカットで‼︎」
✳︎ ✳︎ ✳︎
翌日、朝のHRに丸林の姿はなかった。
さやかは隣に座る夏海に小声で話かける。
「テストが終わったから完全燃焼したのよ、きっと」
「そうかもね」
夏海は苦笑いを浮かべながら、肘をつきながらHRの連絡事項を聞いていた。
✳︎ ✳︎ ✳︎
体育の授業になり、運動場でバスケットボールをしていた。
順番待ちをしていた夏海と真弥とさやかは、石階段に座ってクラスメイトがバスケをしているのを眺めている時だった。
「やっべ、もう始まってたのか⁉︎」
慌てて走ってきた男子生徒が、石階段の上から降りてきた。
「何だ、丸林か…。えっ?」



