未来の1/fragment






翌日、AM10:00 場所は国立体育館


沢山の観客がゾロゾロと体育館へ入って行く。


学校別のロッカールームで1人、堀澤はタオルを頭に被りベンチに座りながら考え事をしていた。



「堀澤まだ居たのか、試合始まるぞ‼︎」



チームメイトが堀澤を呼びに来て、すぐさま重い腰を上げロッカールームを出た。


廊下を背伸びをしながら歩いていると、壁に寄っかかっている夏海がいるのに気が付いた。



「すぐ追いつくから、先に行ってて‼︎」


「あぁ、早く来いよ」



堀澤はチームメイトにそう言って、夏海の前で立ち止まった。



「こんなところで、誰か待ってるのか?」


「堀澤に会えるかなと思って待ってた」


「そっか…」



夏海と目が合い、咄嗟に足元に視線を下ろした。