未来の1/fragment





〜 現在 〜


「そしたら本当に夢がいくつか叶って、行動したら人生が変わるんだと思った。恩師から言ってもらったアドバイスは、今でも私の心の中にあり、辛い時に私を救ってくれる。

教員という職業を通じて、さまざまな生徒の人生に関わり、この恩師のようなすばらしい教師になりたいと思い、教員を志望した」



丸林はふぅーんと相槌を打ち、その反応を見た西岡はフッと笑った。



「何か綺麗事に聞こえるだろ?」


「いいや、先生は良い人に出会えたんですね」


「そうだな。今はこうして教鞭に立っているのは、恩師の影響が強いからな」



キンコンカンコン〜♫


予鈴が鳴り始め、西岡は丸林の肩を叩いた。



「もう授業始まるぞ、早く行け!」



丸林はそそくさと廊下を走って教室へ向か姿を西岡は見届けた。