未来の1/fragment







「今日ここから一緒に新たなスタートを切ろうよ。今ならまだ間に合う。服部はこれからどう生きるかが大事だよ‼︎」



服部と目を合わせ、夏海は服部の肩に右手で押した。



「同じ悩みを抱えている人がすぐそばにいる、事情も分かった事だし、今度から一人で抱え込まないで相談して」



そう告げた後、夏海はニコッと笑みを見せた。後ろを振り向き、丸林と堀澤に声をかける。



「何突っ立ってんの⁉︎早く片付けるよ!」



地面に落ちているプリントやノートを拾い集める夏海の姿を見て、丸林と堀澤もしゃがみ込み、拾うのを手伝い始めた。



「全部集めた?じゃあこれ持って…」



立ち上がり、扉の方へ振り向くとそこには担任の西岡や教師が数人立っていた。