親は平等に愛してると言い、実際そのように努力していたと思う。
生まれ順、性別、母子の相性・・・同じ自分の子でも、同じように育てているつもりでも、子供の受け取り方は様々だ。
自分では同じようにしているつもりでも、差が付いていることも多いかと思う。
人間は比較する事でしか物事を理解出来ない生き物である。
自分の事ですら、他人と比較する事でしか理解出来ないので、見比べてしまうのは仕方ない。世の中平等なんて全く思えない。
「ねぇ一つ聞いてもいい?」
大きな声で夏海は叫び、服部と丸林は後ろを振り返った。
親は自分の失敗から同じ目に遭わないようにと、多くの要求をしたり、子供の行動を支配してしまう人が多い。
だから、私は彼に問いかける。



